熊本の生活も残り3ヵ月ちょっと。 最近は、国際交流(韓国)が続き、観光をしてなかった。 今日は、久しぶりにドライブ。 ここは、秋津町にある中牟田熊野座神社。 |
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ちょっと前にテレビで中継されていて、気になっていた。 場所は、四時軒の前の道を川沿いに進んだところ。 |
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1613年に建立された。 嘉島町の浮島神社の分社である。 |
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昭和33年に井戸が掘られた。 熊本市の29湧水の一つに数えられている。 名水として知られ、多くの人が水汲みにやってくる。 この日も、次々に水を汲みに来ていた。 |
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グリーンロード南阿蘇を通って、阿蘇へ向かう。 初めて通ったが、景色が良くて気持ちが良かった。 ふと山頂を見ると、雪化粧をしていた。 |
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道路は凍結していないものの、道路端は雪が積もっていた。 阿蘇恐るべし。 地蔵峠へ向かう登山客が多くいた。 寒いのに、よく山登りなんかするものだ・・・ |
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やがて、南阿蘇を臨む展望所に着いた。 |
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2週間前に、韓国人を連れて阿蘇を案内した。 その際は、まだ暖かったのだが・・・ もう外は、凍えるような寒さだ。 |
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アスペクタが見える。 カントリーゴールドがあったのは、つい2か月前。 |
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グリーンピア南阿蘇が見える。 ここには行ったことがない。 露天風呂からの景色が良いそうだ。 |
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高森町に到着。 国道325号から狭い道に入り、しばらく進むと高森殿の入口に着く。 この少し膨らんだ部分に駐車。 道は狭いが、離合するスペースがあるので心配無用。 |
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周辺は、放牧地となっている。 |
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高森殿の杉の入口。 ここからは、歩いて向かう。 ここの柵は、きちんと閉めないといけない。 |
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放牧地と聞いていたが、このときは牛はいなかった。 |
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この辺りは広々していて、とても気持ちが良い。 |
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100mほど進むと、高森殿の杉が見えてくる。 |
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高森殿の杉。 樹齢400年以上で、幹回りは10m以上もある。 高さは、どのくらいあるのだろうか・・・ |
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戦国時代に、この地を治めた高森城主高森伊予守惟直と三森兵庫守能因。 島津氏との戦いに敗れ、この地で自刃したとのこと。 |
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右の杉は、地上から1mのところで3本に枝分かれしている。 |
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テレビでパワースポットとして紹介されてから、よく知られるようになった。 我々の後にも、他県ナンバーのライダーたちが見物しに来ていた。 あまり多くの観光客が来ると、自然が壊されて、雰囲気も損ねてしまう。 今ぐらいの注目のされ方が、一番良いのかもしれない。 |
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ちょっと風邪気味だったが、素晴らしいものを見て元気になった。 |
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高森殿の杉を後にして、次は、いこいの村周辺にある藤谷神社へ。 |
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藤谷神社。 いこいの村駅から奥に入ったところにある。 |
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この神社は、勝負の神様として知られている。 |
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地元の人の手により、綺麗な状態に保たれている。 |
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むっという顔をした狛犬ちゃん。 |
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境内には誰もにいないが、拝殿には電気が灯っている。 |
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藤谷神社の内部。 天狗の面がいくつも掛かっている。 |
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藤谷神社の本殿。 |
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不動明王の石像。 素晴らしい雰囲気の漂う神社であった。 |
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場所が変わって、乙姫ペンション村の奥にある子安河原観音へ。 平成11年に開催された「くまもと未来国体」のキャラクター。 ヒックル、モックル、ミックルの3体。 なかなか強烈なキャラクターだ。 |
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大きな観音像が広い公園の端っこに立っている。 |
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子安観音の入口。 ここで、お参りをする。 |
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実は、この下の河原に、女性の形をした観音様がいるという。 |
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写真の真ん中あたり。 |
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こちらが、御神体。 |
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周辺の河原は、このような感じ。 |
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この河原で石を拾い、女性が股に挟んで寝ると、子宝が授かるそうだ。 その昔、神功皇后が応神天皇を懐妊した。 そのときに、武内宿禰に命じてこの地で安産を祈らせたという。 御利益があるのか、この日も数組の夫婦が訪れていた。 不思議な場所である。 |
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最後に、的石へ行くことにした。 |
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「神秘の石 的石」へ続く階段。 |
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建磐龍命が往生岳から的として矢を射たという石がある。 |
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山の中にあるのかと思っていたら、意外とすぐのところだった。 |
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注連縄をしている岩が、的石である。 |
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周囲20m、高さ10mの巨大な岩だ。 |
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まさに鬼八伝説の起源となった場所である。 古来より続く霜宮での祭事も、ここに由来するものだ。 |
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的石から阿蘇五岳を臨む。 |
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横から見た的石。 意外と知られていない観光地である。 もったいない。 |
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的石を後にして、的石集落の中にある的石御茶屋跡へ。 ここは、御茶屋跡の横にある隼鷹天満宮の鳥居。 |
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的石御茶屋跡。 江戸時代、殿様が大津町から二重の峠を越えて、ここで休憩したという。 今も立派な庭が残されている。 |
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小糸家の高野槇。 細川忠利公の御手植えともいわれている。 樹齢300年、高さ35m。 |
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隼鷹天満宮の境内。 |
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「くまもと名水百選」にも選ばれている御茶屋泉水。 |
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細川綱利公が建立した。 |
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隼鷹天満宮の狛犬ちゃん。 |
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放浪の詩人 宗不旱が、昭和14年にこの地を訪れ、詠んだ句碑。 「隼鷹の宮居の神はやぶ中のい志(し)のかけにておわしけるかも」 この時の直筆の短冊を拡大して石碑に写したとのこと。 |
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的石御茶屋跡から参勤交代の石畳に行く途中にある「めぐすり石」。 目の病に効く水が湧き出てくるという。 |
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歴史の道。 いわゆる豊後街道。 参勤交代の行列が通った道だ。 |
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しばらく進むと、石畳が現れた。 |
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これをずっと進むと、二重の峠に着く。 |
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参勤交代の時代からある檜。 檜に杉が宿った老木で、樹齢は500年。 |
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ここは、映画のロケ地にもってこいの場所だと思う。 |
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これで、阿蘇の観光地もだいたい回り終えたかな。 今後、時間があったら、坂梨地区にも行ってみよう。 |
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久しぶりに充実した一日を過ごすことが出来た。 やはり、どこかに出て回らないと身体がなまってしまう。 良い気分転換になった。 それにしても阿蘇は奥が深い。 草千里や阿蘇神社だけではない。 もっと切り口を変えて、魅力を伝えていく必要があるのではないか。 定番だけだと、あまりにもったいない。 |