今日は、お祭り三昧。 15時からは、宇城市小川町の亀蛇。 19時からは、玉名市四十九池神社例大祭。 忙しい一日になりそうだ。 |
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早めに小川町に着いたが、駐車場がなく、役場に駐車することにした。 すると、亀蛇を発見! しかし、これは今日お目当ての亀蛇ではない。 この辺には、いくつか「亀蛇」が存在するようだ。 一番有名なのは、もちろん八代市の妙見祭の亀蛇。 ここ小川町の他には、氷川町の宮原町にもいるそうだ。 宮原町の亀蛇は、10月13日に奉納される。 今年は平日だったので、見に行くことが出来なかった。 |
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小川阿蘇神社へ向かう途中、水源を発見。 |
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出水地蔵水源。 1858年、地蔵菩薩が夢枕に現れて、発見された。 この地の特産である寒ざらしや白玉粉は、この清水で晒し製造したのが始まりとのこと。 |
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観音山の近くで、古い寺院を発見。 |
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立派な石の仁王様。 |
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たくさんの地蔵様。 |
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しかし、寺自体は寂れていて、建物もぼろぼろ。 誰も住んでいないのだろうか・・・ |
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剣聖新免武蔵塚。 宮本武蔵の高弟が、この地に道場を開いたため、時折、武蔵も訪れたそうだ。 |
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円立寺。 |
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さきほどの寂れた寺の下にある。 |
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豪商柏原太郎左衛門の墓。 台湾で起きた高砂事件で有名な貿易商だ。 |
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小川阿蘇神社。 小川町の亀蛇舞や獅子舞は、この神社のお祭りである。 |
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奉納は、11時からあったとのこと。 亀蛇や獅子舞は、いま町内を回っているそうだ。 |
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妙音寺。 |
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風の館・塩屋。 15時から河川敷で亀蛇舞などがあるそうなので、ここで時間つぶし。 |
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中に入ると、いろんな資料が展示してあった。 |
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事前に予約すれば、ここで地産地消の田舎料理を食べることが出来るそうだ。 |
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宇土張子があった。 以前、紙粘土で作ったことがあるが、やはり本物はすごい。 |
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風の館を見た後、小川町郷土資料館で勉強。 資料館の裏にある駐車場を使って良いと言われたので、車を取りに行くことにした。 その前に、亀蛇舞があるという河川敷を事前チェック。 まだ、誰も来ていないようだ。 |
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小川町には、古くて大きな建物がたくさん残っている。 ゆっくり見たら、見どころは多いのかもしれない。 |
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洋館もある。 まだ、何にも使われていない様子。 もったいない。 |
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車を取りに役場へ戻ったが、お腹が空いたので、近くのパン屋で休憩。 食べ終わって店を出たら、何と、そこに亀蛇が!! これは、お目当ての小川町の亀蛇だ。 |
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亀蛇の首は、伸びたり引っ込んだりする。 ちょっと気持ち悪い。 |
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15時まで、町内各地を回るようだ。 長崎くんちの庭先回りのようなものだろう。 間近で見られて、良かった。 |
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車を郷土資料館の駐車場に停めて、白玉屋新三郎へ。 途中、獅子舞と遭遇。 |
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白玉屋新三郎。 今回で、2回目。 |
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栗ぜんざい。 とても美味。 |
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わらび餅。 上品な甘さで、とても満足。 |
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やっと、河川敷でお祭りが始まる15時になった。 人もだんだん集まってきた。 |
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亀蛇も到着! |
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亀蛇は足を付けられて、自立。 こうして見ると、可愛いもんだ。 |
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獅子舞が入場。 |
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奴舞の行列。 大名行列の奴の仕草を子供たちが再現したもの。 |
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小川町の奴舞と獅子舞は、1794年の文献に出てくるそうだ。 |
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獅子舞がスタート。 |
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太鼓やドラ、服装に中国情緒があふれている。 長崎くんちの龍踊りに似た感じ。 |
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実際に、小川町の獅子舞は、長崎くんちの獅子舞の影響を受けているという。 |
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最後は、子供が獅子の背中に乗って終了。 |
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いよいよ、亀蛇舞がスタート。 |
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勢いよく観客にぶつかる亀蛇。 |
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観客に襲いかかる亀蛇。 |
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すごい勢いで、駆け抜けていく。 |
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泣き叫ぶ子供たち。 |
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首を伸ばしたり、引っ込めたりしながら、亀蛇は走り回る。 |
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川へ向かって、坂を下る。 |
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勢いをつける亀蛇。 |
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崖を上る亀蛇。 |
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亀蛇は、一気に崖を上りきった。 |
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今度は、こっちの崖を上るようだ。 反っている分、難易度は、かなり高い。 |
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勢いよく、川に入る亀蛇。 |
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果たして、上ることは出来るのか。 |
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必死に上がろうとする亀蛇。 |
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首が上に届いた。 |
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みんなで亀蛇を引き上げる。 |
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無事に上りきった。 |
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そして、再び観客を襲う。 |
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また、川へ降りる亀蛇。 |
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川の中で、ぐるぐる回る亀蛇。 |
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結局、崖のぼりは3回。 さすがに、みんな疲れているようだ。 |
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その後、亀蛇は去っていき、お祭りは終わった。 とても見応えがある祭りだった。 もっと県民に広く知られるべきだと思う。 例年、10月15日にやっていたが、来年からは日曜日に実施するとのこと。 それが良いと思う。 去年から見たいと思っていたので、かなり満足。 良いものを見せてもらった。 |
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急いで、高速道路を使い、玉名市へ移動。 お祭りは、19時から。 ベスト電器で時間を潰した後、歩いて四十九池神社へ向かう。 |
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四十九池神社への道は、暗くて狭い。 駐車場があったので、車で行けば良かった・・・ |
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約40分前に到着。 まだ、人は少ない・・・ |
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まず、お参りをして、次に花火鑑賞とある。 |
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花火の目録が掲示してあった。 面白そうな名前の花火ばかり。 これは、かなり期待できるのではないか。 |
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露店も出ていたが、数は少なかった。 |
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境内にもたくさんの仕掛け花火がある。 気付いたら、周囲には多くの見物客であふれていた。 場所の確保で、大変な状況になっている。 |
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ビニールに包まれた仕掛け花火。 こういう花火は、今まで見たことがない。 楽しみだ。 |
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お祭りについて説明するアナウンスが流れ、祭りがスタート。 まずは、神事。 奉納の演奏が、約30分続いた。 |
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19時30分、いよいよ花火がスタート。 点火するや否や、すごい火柱があがった。 続いて、「ねずみ火」が凄い速さで参道を走り抜ける。 |
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四十九池神社という文字が浮かび上がる。 煙がもの凄い。 |
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息つく間もなく、次々にいろんな花火が上がる。 |
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轟音とともに、流星花火が次々に打ち上がる。 一発、一発の音が凄いので、そのたびに驚いてしまう。 流星花火は、300m上空まで駆け昇るそうだ。 |
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ナイアガラ花火に点火。 |
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大迫力のナイアガラ花火。 |
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目の前で爆発するので、物凄い迫力。 |
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もはや何がどうなっているのか分からない。 |
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ナイアガラが終わると、目の前で打ち上げ花火に点火。 |
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次々に点火するので、どこを見て良いのか分からない。 |
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勢いよく吹き出す花火。 |
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放射線上に火の粉を振りまく花火。 最後は、爆発して終わり。 いくつもセットされており、場所によっては、火の粉が観客の所まで飛んでくる。 これが、なかなか怖い。 |
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勢いよく吹き出す花火。 |
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奉納花火の由来は、よく分かっていない。 細川家から花火使用を許可されて、江戸時代に始まったそうだ。 |
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農作業の合間に、花火師からの指導を受けて、女人禁室で秘伝の作法により作ったそうだ。 |
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女人禁室というところに、興味津々。 |
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1時間の花火大会も、いよいよラストスパート。 |
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拝殿の前にあった仕掛け花火「中入り」に点火。 |
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色とりどりの炎があがり、上にある花火に着火。 |
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一番上の花火は、勢いよく火の粉を撒き散らしながら回転。 |
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まるで、クリスマスツリーのようだ。 高さは、10m。 すごく美しい。 |
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最後は、打ち上げ花火の乱舞。 流星花火も連発。 |
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350発の打ち上げ花火は、圧巻。 大玉花火もたくさん上がり、最後は観客から拍手が起きた。 その辺の花火大会にも負けない大迫力であった。 見たことがない花火と驚きの連発で、かなりの大満足。 |
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この花火大会には、必ず、また来たい。 これは、四十九池神社でしか見られない。 歴史と伝統という裏付けがある、この花火大会は、とても素晴らしいと思う。 事故等を起こさず、このまま、ずっと続けてもらいたいものだ。 今日は、良いものばかり見せてもらった。 とても満足した一日であった。 |