慶友会活動に貢献した通信教育生には卒業時に"ユニコン賞"が与えられます。
わが長崎通信三田会には2人も受賞者がいます。いずれも自分の卒業への努力のかたわら、 同学仲間の組織である慶友会での活躍が大きく認められたものです。
同君は平成5年3月文学部を卒業された後、平成10年長崎通信三田会発足時からで会計を担当するかたわら、 経済学部に入学され、長崎慶友会にも属し、平成10年度見事母校の2学部卒業という快挙をあげられました。
受賞の模様は同君の感想文が平成11年4月30日発行出島5号にあります。
同君は長崎慶友会で会長、副会長を歴任し、長崎通信三田会との交流活動、 講師派遣事業に積極的に取り組み慶友会の発展に大きく寄与された実績が評価されたものです。
平成12年8月16日発行出島9号、平成12年6月1日発行通信三田会報第63号に詳しい記事があります。
通信三田会報第2号(昭和42年4 月1日発行) 「ユニコン賞を創設」 表彰の要領 1.在学中クラス活動に功績があり、しかも自己の学習を終わり卒業を迎えた ものを 対象とする。 2.各クラスまたは地域通信三田会は受賞候補者を推薦できる。 注、ユニコンとはギリシャ神話に出てくる一角獣。パリのノートルダム寺院等 のつけられていた魔よけが建築デザインとして入ってきたものということです。
木村和道(53年法)
通信三田会報第60号(平成10年6月1日)
ユニコン賞について
(前略)この賞は通信教育開設20周年を記念して昭和41年通信三田会常任幹事会において決定、
翌42年の卒業より今日まで、延べ65名に授与しているとのこと。
また、創設の趣旨は成績優秀者に対する塾からの表彰とは異なり、慶友会(クラス会)活動を
通して縁の下の力持ちとして「報われる事を期待せず、ひたすら学友のために献身的な努力をされ
、これによって慶友会が著しく発展、充実したと認められ、更に自らも卒業した者」に対して、
卒業式当日、通信三田会会長よりユニコンの盾と表彰状が贈られる。(後略)