ともしび様の闘病記
闘病記 | |||
年月 | 出来事 | 精神面 | 症状 |
過去 | 就職まで | 明治生まれの厳格な父と、貧しい家庭、社会の偏見と人情を体験しながら、真面目にこつこつと生きる事を学んだ日々。自己の責任を学んだ。その中で、反発や矛盾を徐々に昇華していったような気がする。 | 特になし。 |
2003/07 | 管理職に登用 | 部下が、元上司や先輩であり、かつ予想外の人事で戸惑う。 | 焦燥感・強い不安。 |
2003/08 | 管理職としての業務遂行時。 | 仕事の処理に支障をきたし、業務過多でパニック状態。人と会うことに強烈な嫌悪感を感じ、倉庫に隠れる状態となる。 | 不眠。出勤拒否への誘惑。日中変動出現。 |
2003/09 | 業務指示での失敗。業務過多。 | 業務指示で失敗し、皆の前で土下座して陳謝。業務の極端な過多。朝夕、部下の色々な質問や要望が一度に集中し、処理能力を超過。自分への絶望感憎悪。離職への誘惑。 | 思考能力の低下。決断困難。業務処理の遅延。自責感憎悪。 |
2003/10 | 上司に相談。精神科受診。産業医と面談。診断書提出。 | 精神的に極度に追い詰められた状態。パニック。上司・組合幹部に相談するも早期解決できず。精神科医より、休養を勧告されるも、業務上不可能で服薬治療開始。ルボックス・ソラナックス・レンドルミン服用開始。 | 精神科受診と診断書提出により、降格希望を考慮してもらう方向確認。症状変化なし。 |
2003/11 | 治療継続。業務多忙。残業多し。 | 服薬効果出現。 | やや安定。 |
2004/01 | 組織改変の揺籃期。部下もパニック状態。不満の鬱積。 | 部下の不満に、極度に反応。嫌人感憎悪。服薬により、精神面が少し安定するも、ストレス負担変わらず。業務過多も加わり苦痛が続く。 | 降格希望遅延。日中変動あり。 |
2004/04 | 再度組織改変。業務変更。 | 業務変更に伴う処理に追われ、苦痛変わらず。服薬治療により現状維持。 | 不眠。対人恐怖。日中変動継続。 |
2004/07 | 希望降格実現。うつ源の転勤。 | 降格と、うつ源の方の転勤により、症状緩和。上昇志向からの解放。 | 焦燥感緩和。日中変動継続。 |
2004/10 | 健康診断で肺の病変告知。肺結核と診断。 | 結核の診断を受けるも、不安感なし。排菌なしのため通院治療。精神面は比較的安定期に入る。 | 同上。 |
現在 | 結核は、経過観察に移行。 | 再び不眠出現。レンドルミンを、ベンザリンに変更。 | 日中変動緩和。仕事依存再現。 |
感想:組織変更の揺籃期での昇進と、自己犠牲の性格、人間関係への過度の恐怖により | |||
鬱病を発症したと推察します。就学期より、家庭の事情で家計を助ける必要もあり、新聞配達 | |||
父親の仕事の手伝い等で、ワーカーホリックの徴候があったことも事実でしょうか。 | |||
自己犠牲も、大切な心ではありますが、まず自分を大切にしなければ意味がないことも思います。 | |||
(これは私見ですが。) | |||
子供の難病との闘いもあり、辛いことが重なったのですが、今はほぼ快方しております。 | |||
自分の人生は、自分のためにあることを忘れないことが肝要であると痛感しています。それが | |||
他者への思いやりへと発展していくような気がしています。乱文で失礼しました。 |